ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:プラットフォーム型のパイプラインの可能性/ブライトパスバイオ

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記事→ブライトパスがリリースしている資料を見ると「BP2202は、iPS-NKTを用いた新規の他家CAR-Tプラットフォームの最初のプロトタイプ製品」という表現が出てきます。

プラットフォームと言えば「駅のプラットフォーム」が思い出されます。

同じ駅には、1番線2番線3番線・・・と複数の番線があります。それぞれの番線には異なった電車が発着しています。

バイオベンチャーで言うプラットフォームも、これに似ています。特定の同一の基盤技術(mRNA、ゲノム編集、AI創薬など)を用いていますが、対象部位などによって異なるパイプライン(創薬候補薬)を生み出します。基盤(駅)は同じですが、発着する電車(個別パイプライン)は様々です。

同じ基盤を使えば、特許や製造法は共通しているので、効率的に複数のパイプラインを生み出しすことが可能です。

1つ目のパイプラインが成功すれば、2つ目からはライセンスアウトの可能性も格段に高まります。

バイオベンチャー企業としては、技術の横展開により、治験を効率的に進め、リスクを分散し、迅速な事業化を目指すことが出来ます。

具体的には、ブライトパスは目下、iPS-NKT細胞を用いたCAR-iPS-NKTのプラットフォーム開発に注力しています。

このプラットフォームは、色々ながん種のがん抗原に対するCAR遺伝子を導入した、新たな遺伝子改変CAR-iPS-NKT細胞医薬へ展開する土台となり、幅広いがん種と世界の幅広い地域への展開を可能にします。  

ですから、これからFDAに登録しようとしているBP2202は、そのプラットホーム型のパイプライン第1号として期待されているわけです。

プラットホームを形成する三要素は既に出来上がっています。1)iPS由来NKT細胞の他家細胞療法使用を広範かつ排他的に保護する「特許」(日米欧で登録済み)

2)現在進行中の治験によって臨床上の安全性と一定の有効性の示唆が期待される「マスターiPSセルバンク」

3)マスターiPSセルバンクからNKT細胞へ高純度で大量に分化誘導させる「製造法」の3つです。

これらの三要素を既存基盤(プラットホーム)として、順次新たなパイプラインを創り出そうというのが、ブライトパスの狙いです。

プラットホーム型パイプラインの第1号車(BP2202)の発進(FDA届出)が待たれます。次号に続く→