記事➡️昨日リリースされましたIR情報「理化学研究所に対する、iPS-NKT にかかわる独占的開発製造販売権の導入オプション行使に関するお知らせ」が、マーケットに好感され、午前9時17分頃に1日のストップ高幅である＋30円の94円に張り付き、最終午後３時でもストップ高のまま終了しました。
以下、気付いた事項を列記させていただきます。
1、まず本日の出来高ですが、1324万株でした。ブライトパスとしては久々の大商いで、しかも最後までストップ高からはがされずに午後３時の終了まで94円を堅持出来たことは、微かな驚きでした。
どうもここ数年はブライトパスに関しては弱気グセがついています(笑)。
2、また、本日場が締まった後に、第三者割当の行使状況のIR情報がリリースされました。
第三者割当の行使状況は、通常は月に1度発表されますが、月初からの累計が発行予定株数の10％を越えますと、その時点でIR情報がリリースされます。
今月は、この10％ルールにより、早2日目で10％を越えましたので、IRが出されました。
本日の第三者割当の実行株数は353万株とのことです。これは発行予定株数33.7％に当たりますので、１日だけで、1/3を消化したことになります。
おそらくは、第三者割当は今月の早い段階で実行完了するものと思われます。
もしそうなれば、目の上のタンコブが取れますので、上値を押さえる圧力は軽減され、これは株価上昇のプラス要素となります。
3、ここで取らぬ狸気の皮算用ですが、ストップ高の1日の上げ幅上限について、おさらいしておきましょう。
株価100円以下は上げ幅上限30円、100円～200円は50円で、その上は以下の表の通りです。
明日も30円限度です。
4、さて、明日(4日)の株価はどう動くのか？ですが、これは神のみぞ知るです。全くの私見ですが、私の思うところをつらつら並べてみますので、皆さんの占いの参考にしてください。
まず、本日午後３時の最終の気配値の板を見てみましょう。
本日の最終の気配値板は明日の株価の動向のヒントになります。
注目すべきは、ストップ高の94円に買いが183万株残っています。
さらに注目すべきは買いの成り行きに、なんと1140万株が入っています。
これらを勘案すると、株価上昇のマグマのパワーはまだ溜まっているように見えます。
さらに、今現在(20時28分)の夜間PTSを見ると、30円高の124円で既にストップ高になっています。
これらを総合的に勘案すると、明日もストップ高まで行くかどうかは断言出来ませんが、明日も上昇の流れは継続していくのではないかと思われます(私見です)。
バイオの株価は大きく上下します。また、理屈では説明できない動きを見せるのもバイオ株です。
いずれにしても、久々に訪れたビッグイベント(チャンス)ですが、ライセンスアウトが実現して収益が確定したわけではありませんので、その点は個人投資家さんは踏まえておくべきです。
ブライトパスはITK-1の第4相「有意差なし」以降は、ダラダラ下り坂の連続でしたが、ここに来て反転の可能性が出てきたことは確かです。
がん免疫療法という超難関課題に果敢にチャレンジしてきた永井～中村ライン。
このiPS-CAR-NKTがライセンスアウトに成功すれば、他の有望なパイプラインにも注目が集まり、好循環が生まれます。
ブライトパスにスポットライトが当たる瞬間が来ることを心から切望します。
