記事→今後、第三者割当てが実行されますが、2年前2018年の第12回・13回第三者割当てが、どのように実行されたかを以下の通り復習してみました。
2017年11月22日に「第12回13回の第三者割当て」をやりますよというIRが出て、12月8日に証券会社への払込完了のIRがリリースされスタートラインにつきました。
第12回の予定株数は448万株です。希薄率は第12回だけでみると約11%です(13回込みで約15%)。
実際の実行は12月11日から始まりました。行使状況は以下の通りです。
行使月日 交付株式数 行使価額
12 月 11 日 (月) 100,000株 603円
12 月 13 日 (水) 30,000 607
12 月 14 日 (木) 30,000 603
12 月 22 日 (金) 30,000 574
12 月 27 日 (水) 50,000 558
12 月 28 日 (木) 30,000 585
1 月 4 日 (木) 80,000 586
1 月 9 日 (火) 500,000 686
1 月 10 日 (水) 250,000 703
1 月 11 日 (木) 400,000 716
1 月 15 日 (月)1,500,000 757
1 月 18 日 (木) 250,000 718
1 月 22 日 (月) 200,000 710
1 月 24 日 (水) 180,000 748
1 月 25 日 (木) 200,000 758
1 月 26 日 (金) 650,000 789
以上の通り、第12回の実行予定株数は、わずか約2ヶ月間で完了してしまいました。
なお、第13回は「ITK-1第Ⅲ相達成」の条件付きでしたので、結果として1株も実行されませんでした。
今回の第14回は、希薄率も高く(約24%)、株価も当時と比較して約1/3位の水準ですので、なかなか難しい手綱捌きが求められます。
私見ですが、今回の実行については、中身の濃いポジティブIRやマスコミのポジティブ情報などを待ちながら、株価を上昇させつつ、期間も前回のような短期間(2ヶ月間)ではなく、もう少し長いスパンで丁寧に消化していくのが得策だと思います。