記事➡️本日、今年度第3四半期の決算短信がリリースされました。
ひと言で申し上げますと、短信の内容は「可もなし不可もなし」というところです。
第3四半期累計(4-12月)の最終損益(非連結)は12.7億円の赤字(前年同期は13.3億円の赤字)で、赤字幅は縮小しています。
一方、1-3月期(4Q)の最終損益は6.2億円の赤字で、前年同期(5.2億円の赤字)と比較すると、赤字幅が拡大する計算になります。
また、純資産は今期第3四半期末(昨年12月末)で約38億円で、1年前と比べて5.5億円増えています。これは第三者割当増資によるものですが、当面の手元資金は減らさずに確保出来ています。
以上は数字の分析ですが、未だ収益がほとんどないブライトパスにとっては、あまりこれらの数字を取り上げて一喜一憂する段階でもないと思います。
「研究開発費と人件費が赤字の大半で、売上はほぼゼロ」という状態は、ここ数年変わっていません。
また、本日のリリースには、各パイプラインについてのコメントが記されていますが、前回(第2四半期の短信)と比較してみましたが、大差はありません。
よって「可もなし不可もなし」ということです。
当面は、第三者割当の完了と抗体薬のライセンスアウトなどのポジティブIRのリリースに注目したいと思います。
本日リリースの決算短信➡️https://pdf.irpocket.com/C4594/ng2K/lI6w/SkpG.pdf