ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスバイオ、「第三者割当による行使価額修正条項付第 16 回新株予約権及び 無担保社債(私募債)の発行に関するお知らせ」をリリース。

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記事→11月14日、「第三者割当による行使価額修正条項付第 16 回新株予約権及び無担保社債(私募債)の発行に関するお知らせ」がリリースされました。
前回のこのブログ記事でお話ししましたとおり、手元資金残が約10億円でしたので、早晩資金調達が実施されると予想していましたが、それが実行されたわけです。

内容を簡単にまとめますと、

①予定調達額は約16億33百万円。

②主な目的は、新規の他家CAR-T細胞療法プラットフォームを用いて全世界で事業展開するための開発投資に必要な資金を調達。

③具体的な使途は、

BP2201 ライセンス取引のためのCAR-iPSNKTプロトタイプ開発費用
・川崎ラボでの実験費用
・遺伝子編集技術ライセンス費用
・GMP製造関連資材・設備費用

④想定潜在希薄化率は24.9%。

⑤今回の資金調達は社債ファシリティを組み合わせており、資金需要に応じて社債を発行し、機動的に資金を調達できる。これにより、株式の希薄化を段階的にすることが可能。

段階的な希薄化の可能性はありますが、理論上の希薄化率は約25%ですので、当面の株価には下向きの圧力が働きます。

ただ、今回の資金調達は目前のライセンスアウトのためのガソリン補充と見れば前向きの資金調達と見ることが出来ますので、一旦は下がっても、その後期待先行で株価が上がることも考えられます。

以下は、11月14日に同時にリリースされた補足説明資料ですが、これを熟読すると「ライセンスアウトへ向けての最後のガソリン補充」と力説されているようにも読めます(下段に添付)。

さて、明日11月15日は、一旦株価は下がるとは思いますが、下がった場面で反発上昇を見込んだ「期待買い」を目論む投資家さんも出てくると思われます。

いよいよ、ブライトパスストーリーも1つ目のクライマックスを迎えようとしています。

 

リリースされた補足説明→https://azcms.ir-service.net/DATA/4594/ir/140120231114589064.pdf

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