記事→昨日3月4日に「iPS-NKT免疫細胞療法(BP2201)の再発・進行頭頸部がん患者を対象とした第Ⅰ相臨床試験のトップライン・データに関する学会発」がブライトパスからニュースリリースされましたが、株価はほとんど反応しませんでした。
この原因は、千葉大・理研・AMEDからのニュースリリースがないからだと思います(私見)。
先日このブログで「2月29日からのベストシナリオ・・・」を以下の通り書きました。
今後のベストシナリオはこうです。
①まず、29日のオーストラリアでの学会で、本橋先生からiPS-NKTの第Ⅰ相結果についての明確なポジティブな報告(主要評価項目の達成)があることです。
②これを受けて、日本国内で、AMED、理研、千葉大の連名で「iPS-NKT治験第Ⅰ相の結果」(主要評価項目の達成)のニュースリリースが発信されること。
③日経電子版などが②の連名ニュースリリースを配信し、一般投資家の知るところとなること。
④そして株価が動き出す?
というものです。
昨日のニュースリリースはブライトパスからのものでしたので、まだ①の段階です。
ざっと調べてみましたが、各マスコミからのニュースはまだ発信されておらず、nikkei.comがコメントなしでブライトパスのIRニュースを配信しているだけでした。
この第Ⅰ相治験が開始された3年半前には、千葉大・理研・AMEDの三者合同のニュースリリース(2020年6月29日)がありました。→https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.m.chiba-u.ac.jp/files/2615/9584/3641/iPS-NKT2020629.pdf&ved=2ahUKEwiC_o7p7duEAxXpgFYBHWLKCbYQFnoECCEQAQ&usg=AOvVaw3csVrEPwJMuZ1LZcyHDVcP
ですから、この第Ⅰ相の結果についても、三者合同のニュースリリースがあるのではないかと思われます(または、オーストラリア学会の発表内容は未だ途中段階で、正式な第Ⅰ相結果の発表までには、もう少し時間を要するのかも知れません)。
今の段階では、iPS-NKT第Ⅰ相の結果を心待ちにしていた既存ホルダーだけが注目している段階です。
ブライトパスバイオという民間個社のニュースリリースだけでは、マスコミが取り上げて配信するまでには至りません。
新たな投資家や昔のホルダーさんが知るところとなれば、株価への反映に繋がってくるように思われます。
三者合同のニュースリリースが待たれます。