記事➡️千葉大が実施しているiPS-NKTの第Ⅰ相の結果についての三者合同?のニュースリリースが待たれます。
ブライトパスからのIRニュースは出たものの、やはり当事者からのオフィシャルなニュースリリースが待たれます。
本日の場の最中にAMEDから、『令和6年度「再生医療等実用化研究事業」の採択課題』(※)がリリースされました。
個人投資家はこれに反応したのか、一時は90円まで上げました。
※本日3月11日AMEDリリース➡️令和6年度 「再生医療等実用化研究事業」の採択課題について | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
本日のAMEDのリリースは、iPS-NKTに関するものですが、千葉大の頭頸部がんの第Ⅰ相当治験結果の発表とは異なるものです。
もともと、昨年10月に、令和6年度「再生医療等実用化研究事業」に係る公募が受付開始になっていました。
本日のAMEDからのリリースは、この公募結果です。この資料の公募課題1ー2の2つ目が該当箇所する箇所です。
見事に古関先生(千葉大➡️理研へ移籍)の研究である「再発・進行頭頸部がん患者を対象とした他家iPS-NKT細胞および自家DC/Gal併用療法に関する臨床研究の第2用量」が採択(採用、合格)されました。この公募からの採択で、古関先生の研究にはAMEDから研究資金(上限8000万円)が支給されます。ちなみに、応募数15件に対し4件が合格してます。
もともと、千葉大に籍を置いていた古関先生がiPS-NKTを本格的に着手した立役者です。その後、iPS-NKTの第Ⅰ相治験は千葉大の本橋先生にバトンタッチされました。
ですから、本日のAMEDからの採択結果のニュースは、iPS-NKTにとっては朗報です。AMEDが直近のiPS-NKTについてお墨付き(肯定的なゴーサイン)を出してくれたと考えれば良いと思います。
ブライトパスも8000万円研究費が助かったとも言えます。
ということで、三者合同(千葉大、理研、AMED)のニュースリリースをさらに待ちたいと思います。
ホルダーの皆様、これからが本番です!
しっかりと見守って行きましょう!
(以上、私見です)
追伸、古関先生と神奈川県鶴見でのiPS-NKTの講演会の終了後にお話ししたことがあります。古関先生は学生時代はバレーボールをされていたとのこと。なかなかのナイスガイでした。