記事→「2020年3月期第2四半期決算報告書」がリリースされました。
→https://pdf.irpocket.com/C4594/D5nz/dIc4/Lf2S.pdf
1、主な経営指標では、
第2四半期累計(今年4月~9月)の当期純損失は▲837百万円で、7月~9月合計は▲420百万円でほぼ想定通り。その内の研究開発費は656百万円(4月~9月)で、7月~9月の合計は336百万円となります。あとの約1億円は人件費や諸々の経費と思われます。
これで、9月末時点の純資産は、ほぼ予想通りの4251百万円となりました。
四半期ごとに4~5億円使うとすれば、ワラントなしならば、あと約2年分の資金量です。
2、定性的情報の項目では、
①GRN-1201iPS-NKTについては、これまでの発表内容を踏襲するもので、目新しい情報はありませんでした。
②BP2301についても、8月にリリースされた内容とほぼ同じでした。
③完全個別化ネオアンチゲンワクチンや抗体医薬についても、これまでの発表内容とほぼ同じものでした。
3、その他
大株主に動きがあり、第三位に BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)が入ってきました。特定の外国人投資家がBNY(Bank of NY)の背後にいるのでしょうか。BNY...は2017年にも一度ブライトパスの大株主に名を連ねたことがありました。バイオベンチャーでは、ラクオリア創薬の大株主にも名を連ねています。
今回の発表では、株価に大きく影響するような新たな情報はなかったように思います。