ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:富士フイルムからの回答。

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記事➡11月12日にお知らせした、富士フイルムの決算報告資料に「ITK-1は開発中止しました」とのコメントが記載されていた件について、富士フイルムに質問していましたが、その回答が届きました(富士フイルムからの回答はいつも明解です)。

原文そのままの添付は差し控えますが、回答の骨子は以下の通り。ほぼ予想通りの内容です。

1、ITK-1のキーオープン結果はネガティブであった。

2、今後、本件についての個別開示の予定はないだろうとのこと。

3、富士フイルムの他の治療薬の開発状況や、その後のITK-1についての解析結果などを踏まえて、本剤の開発中止が妥当と判断した。

というのが骨子です。

どうやら、富士フイルムには、今回の治験からは何かを導き出そうという考えはなさそうです。

一方、久留米大学伊東先生は、先日のがんワクチンセンター「新着情報」を発信されるなど、独自の方向性(他薬との併用、再発防止薬)を模索して研究を持続されるように思われます。

私見ですが、ブライトパスとしては、ITK-1についてはこの辺りで一旦区切りをつけて、次のステージにシフトして欲しいと思います(もう既にシフトしつつありますが)。

手持ちパイプラインではiPS-NKT、さらに究極のネオアンチゲン完全個別化ワクチン、そして新たなパイプラインの探索に期待します。

GRN-1201(メラノーマ)は、4種のペプチドから構成されており、この点はITK-1と同じですし、GRN-1201(肺がん)のキートルーダとの併用は、期待していますが、免疫チェックポイント阻害薬との併用治験はライバルが大変多いことは考慮すべきです。
GRN-1301も、ネオアンチゲンをターゲットとしていますが、完全個別化ワクチンではありません(ただし、治験が始まれば、完全個別化に向けてのワンステップとして、高く評価されると思います)。

ITK-1での経験と結果は、やはり冷静に受け止めるべきであり、同じ轍を踏まないよう、今後の方向性を柔軟に修正・転換していくべきだと思います。
永井社長は、そのことに早い時期から気付いていて、着々と布石を打ち行動もしてきていると思います。そして、手持ちの有望なパイプラインはブラシアップし、また新しい魅力あるパイプラインを探し当てて、株主や投資家に堂々と提示してくれることを強く期待します。

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