ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:「四季報オンライン」にブライトパスが登場(その②)

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記事→前記事①の続きです。

四季報オンライン」のニュースが、固有企業の記事を連日掲載することは稀です。
また、5月1日は「再生医療やがん治療など注目 国際競争力が高まる日本の医療関連企業」というニュースが出ていて、「先駆け審査指定制度」を詳しく説明し、また「再生医療分野でのベンチャー優勢」を記事にしています。東洋経済の意気込み、強い意向の表れでしょうか。

さて、ブライトパスについての4月30日「取り組むのは、複合的ながん免疫治療薬の開発」の記事について、概要をご報告します。永井社長へのインタビュー形式です。

ブライトパス・バイオは、2015年10月マザーズ上場企業。上場前から米国で自社治験を開始するなど順調に開発を進め、17年2月に現社名に変更、2度の資金調達も成功、順調に見えたが、18年5月に富士フイルムに導出していたがんペプチドワクチン「ITK-1」が治験3相で主要評価項目を達成できず不調に終わった。富士フイルムとの共同研究は終了、「ITK-1」の開発も終了することになった。
だが、ブライトパスには新しいがん免疫治療パイプラインが複数控えている。同社の今後の展望について永井健一社長に以下インタビューした。(以下はその記事の要約です。)

1、ITK-1は、2018年5月、不調に終わり、株主や患者さんの期待に応えられず非常に残念。現在、導出先の富士フイルムと契約終了に向けての調整中。すでに第3相まで終了しており、ここから改めて何かすることは考えていなません。
2、「ITK-1」の開発を始めた頃は、「がん免疫療法=がんワクチン」だったが、現在では免疫チェックポイント阻害抗体など広がりを見せている。今後は複合的ながん免疫治療薬の開発に取り組みたい。
3、二つめのパイプライン「GRN―1201」は、4種類からなるペプチドワクチンで、メラノーマ(悪性黒色腫)を対象に単剤での第1相臨床試験を終え、データを解析中です。現在は非小細胞肺がんを対象に第2相臨床試験を進めています。これは免疫チェックポイント阻害剤のひとつであるキイトルーダ(米国メルク社)との併用で、治験に適合する白血球型の対象患者の多い米国で実施中です。
4、伊東恭悟教授開発の「ITK-1」の話、、、(割愛)。現在、「個別化療法」がクローズアップされていますが、当社はその先駆け。
5、上場後、ペプチドワクチン専門から、それ以外の開発案件にも手を広げています。
免疫療法にはペプチドワクチンだけではない。。これまで培ってきたサイエンスと、臨床試験を遂行してきた開発経験を生かしてペプチドワクチン以外の分野にも踏み出そうと考えました。
6、それで、川崎に新しい形態(モダリティ)の創薬研究所を作りました。現在はそこで、がん免疫調整因子抗体、がん細胞特異的な遺伝子変異を標的とするがんワクチン、そしてT細胞医薬の研究を手がけています。
7、共同研究も活発で、iPS細胞由来のNKT細胞の研究(AMEDの助成対象の研究)で、これまで理化学研究所の古関明彦チームリーダーを中心とするグループと開発を進めてきました。19年度中に医師主導治験が開始される予定で、第2相からは企業治験に移行します。T細胞医薬は、当社として今後も注力していきたい分野です。
8、さらに今後ネオアンチゲンを標的とするワクチンがブレイクしてくると予測しているので、当社では三重大学東京大学国立がん研究センター、神奈川県立がんセンターなどのアカデミアと共同研究を進めています。
9、ネオアンチゲンについての説明、、、。
10、“one-size-fit-all”型から“personalize”型へ、、、。
11、 ブライトパス・バイオの社名に込めた思い、、、。
12、永井社長のプロフィールなど、、、。
13、08年11月のリーマンショック当時の苦労話、、、検査受託や手持ちのライセンスを切り売りしてしのぐ状況が続きました、、、
11年、富士フイルムに導出で、財務的には一息つくことが出来た、、、。
12、上場後2回の資金調達を経て当面の資金不安はない。パイプラインの開発段階アップの実現、新しいパイプラインの創製のために、20億~30億円は常に持っていたいと考えています。
13、資金の調達方法は、市場調達のほか、ライセンスアウトの可能性もあります。「GRN-1201」が肺がんで第3相臨床試験に進めば、当社単独ではなくライセンスアウトを第一選択肢として考えています。その他小さな導出のタネもあります。
以上。

ブライトパスの株主でなくても、29日とこの30日の記事を読めば、ほぼブライトパスのことが理解できます。
新たなホルダーの参入に期待したいところです。


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