記事→昨年10月29日の日経新聞の記事で、NECが仏バイオのトランスジーン社と組んで、がん免疫療法に参入するという記事は読んでいました。
いよいよ、医学や創薬という閉ざされていた枠組みに、異業種がどんどん参画してくるんだろうな、と感じていました。楽天の三木谷さんもしかりです。このことは大歓迎で、遺伝子解析システムや膨大なデータを処理するAIなしには、完全個別化は成し得ません。
2018年10月29日の日経電子版記事(有料記事ですが、簡単な手続きで月に10本無料で閲覧可能です)⇒
www.nikkei.com/.../DGXMZO37073100Z21C18A091... - キャッシュ
そして、本日またNECから発表があり、その全容がかなり鮮明になってきました。ブライトパスも、当然昨年からNECの動向は察知して、着々とステルスモードで取り組んでいるはずです。
がん免疫療法は創薬の中でも最も困難な分野で、そうそう楽な道のりではありません。
NECの現在の医療関連事業は電子カルテなどシステム開発が中心で、創薬関連の経験は、国内アカデミアとの共同研究程度で、あまりないはずです。
NECも遠大な方針はぶち上げましたが、まだまだ課題は山積していると思われます。
これからのブライトパスのお手並みをじっくりと拝見したいと思います。
完全個別化がブライトパスのメインテーマならば、ブライトパスは世界中から人・物・金を潤沢に集めて、オープン・イノベーションのコーデネーターとしての役割に徹して実利と夢を叶えれば良いと思います(私見)。
本日のニュース(共同通信)⇒
NEC、創薬事業に本格参入 AI活用、新型がんワクチン
2019年5月27日NEC、最新AIを活用した創薬事業に本格参入2025年に事業価値3,000億円を目指す