ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスと神奈川県立病院機構が国際特許出願。

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記事→公開日本年7月16日付で、ブライトパスとブライトパスと共同研究契約を結んでいる神奈川県立病院機構の連名で、国際特許出願が公開されています。今後、各国ベースで特許申請と承認というプロセスとなります(PTC出願)。
ブライトパスのPLに直接関係する特許ではないと思われますが、発明者名には、
ブライトパスの中村徳弘(取)の名前もあります。
もちろん笹田先生の名前も!
飯泉さんもブライトパスから神奈川県立病院(がんセンター)への出向職員。
ちなみに、ブライトパスの山田さんは、中面先生の国立がん研への出向職員。→メンバー | 先端医療開発センター
そうです、皆さん、あちこちで頑張ってる!

特許の内容は→
「発明名称:新規ネオアンチゲン及びそれらを用いたがん免疫治療薬
概要:本発明は、Class IIエピトープをペプチドワクチンとして投与することで、従来のCD8陽性CTLを活性化・増殖させるペプチドワクチンでは得られなかった薬効を得ることを課題とする。 解決手段 本発明の発明者らは、上記課題について鋭意検討を行った結果、がん細胞で発現するネオアンチゲンの変異アミノ酸を含む部分アミノ酸配列を有し、Class II分子により提示されるエピトープである、ペプチドを取得することにより、これらの課題を解決できることを見いだした。」とのこと。

出願人
地方独立行政法人神奈川県立病院機構
ブライトパス・バイオ株式会社
発明者
笹田 哲朗 SASADA Tetsuro
大竹 淳也 OHTAKE Junya
飯泉 晋 IIZUMI Susumu
中村 徳弘 NAKAMURA Norihiro
磯田 扶美子 ISODA Fumiko
小高 和彦 ODAKA Kazuhiko

完全個別化ネオアンチゲンについては、あまり情報が流れてきませんが、共同研究がしっかりと進められていることは、この特許承認でよく分かります。
✳️特許出願内容→
https://patentscope2.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2020145222

◯提携に関する日経記事→東大・神奈川県立がんセンター・ブライトパス、完全個別化がんワクチン療法のネオアンチゲン同定法で共同研究開始: 日本経済新聞

◯当ブログ関連記事(今回の特許は、この論文が基になっています)→記事:ブライトパス・神奈川県立がん研究センター・富山大学の研究論文。 - ブライトパス・ストーリー
◯当ブログの参考記事→記事:ブライトパスの「完全個別化がん免疫療法」取組状況の「今」を知りたい。 - ブライトパス・ストーリー
◯PTC特許とは(特許庁)→PCT国際出願制度の概要 | 経済産業省 特許庁

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