ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:本日リリースされた2本のIR情報で、ようやくブライトパスの方針が明確に定まり、モヤモヤがスッキリと晴れました。前向きに評価します。

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記事→バイオベンチャー企業、とりわけがん治療薬に取り組む企業に、一番必要な資質は「迅速な取捨選択の判断」 です。
がん治療薬の世界は、日々変化し、まさに日進月歩ですから、なにもしないと取り残されてしまいます。

今回のIRで、ブライトパスは以下のような評価・決定を行っています。
①現時点で有望なパイプラインを格上げし、資金をシフトする。
→細胞薬(iPS-NKT、BP2301)
、抗体薬(BP1200、BP1202、BP1210、BP1212)
②現在進行中のパイプラインの治験条件を、実情に応じて変更していく。
→GRN-1201【現Ⅱ相治験を中止して、評価項目、適格要件等を見直して仕切り直す】
③見込みの乏しいパイプラインは、格下げ、または取り止める。
→BP1401、BP1206、BP1211、新型コロナワクチン

現状、パイプラインの間口が少々広がり過ぎていて、「虻蜂取らず」にならなければ良いなと、私は思っていました。
また、GRN-1201についても、オープンラベルで経過データが把握できているなら、適切な方向転換をするべきと思っていました。
なかなか修正または中止しないので、これまでもこのブログで「GRN-1201については、あまり期待していません」という主旨のコメントを発信してきました。
本日のIR情報で、そのような私のモヤモヤが綺麗に一掃されたように感じています。

GRN-1201の「早期中止」という活字は、投資家には一見ネガティブな印象を与えますが、むしろ「良い判断をしてくれた」とホッとしたというのが正直な感想です。
さらに単なる「中止」ではなく、「評価項目、適格要件等の見直し仕切り直します」ということですから、これまで投入したコストも無駄にはなりません。
むしろ、見直すということは、手応えはあるという判断からの決定であるように思われます。

本日の役員会で決定したこれらのIRは、ブライトパスの大きなターニングポイントになりそうです。

そして、永井社長がようやく、グリーンペプタイドの長い呪縛から解き放たれる時になるのではないかとも思います。

マーケットは、ネガティブにとらえるかも知れませんが、これでモヤモヤが晴れて、「あとは前進あるのみ」と、前向きに評価したいと思っています。

本日のIR情報→https://pdf.irpocket.com/C4594/wigp/UKBW/kSI9.pdf

https://pdf.irpocket.com/C4594/wigp/hPfM/DW4c.pdf

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