日立、iPS細胞の大量自動培養装置を製品化(日経新聞ニュース、3月11日)
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がん免疫治療やiPS療法などのサイエンスの進歩は、ともすると医学や製薬分野の活躍にスポットライトが当たりがちです。しかし、それらを支える医療器機、検査器機、保管や輸送器機など、周囲を取り巻く環境整備(進歩)も見逃してはならないと思います。
ブライトパスのようなバイオベンチャーのビジネスモデルは、主に第二相まででその後ライセンスアウトしますので、最終的に患者さんにどのように処方するのかなど、全体のデザインは守備範囲ではありませんが、ライセンスアウトを受けるメガファーマーは、最終ゴールまで見極めて採算ラインに乗るかどうかなど見極めてライセンスアウト受入れの可否を決めているはす。
そういう観点で見れば、この記事のようなiPS細胞の大量自動培養装置の開発も、ブライトパスにとっては頼もしいニュースと言えます。