ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオについての情報を発信します。

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記事:「完全個別化、ネオアンチゲン」への期待。A Iで変わるがん創薬のビジネスモデル。

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記事→この1年でブライトパスが発信したポジティブIRは、昨年12月19日に出た「東京大学との完全個別化がん免疫療法に関する共同研究契約を締結」だけです。

次は絶対にポジティブIRと思いきや、ネガティブIR(5月10日)でした。

永井社長も社長として、また20万株の個人大株主としても、企業評価を高めて株価を上げていきたいと切望しているはずです。ここは、期待と不安を抱きつつ、永井社長の次なる一手を待ちたいと思っています。

さて、唯一のポジティブIRについて、宮野悟先生、AIと個別化医療について、少し思うところを書いてみたいと思います。やはり持続的に株価を引っ張っていけるのは「完全個別化ネオアンチゲン」だと思います。

まずは、そのIRの内容は以下の通りです。

東京大学と完全個別化がん免疫療法に関する共同研究契約を締結

ブライトパスは「完全個別化」を旗印に掲げ、社長も社内では「The Next Big Thing」と呼んでいるようですが、これに関する共同研究契約は実に4つも締結されています。

いずれもネオアンチゲン同定法に関するもので、

(1)2017年10月 国立がん研(アルゴリズム

(2)2018年1月  東京大学・神奈川県立がんセンター(質量解析)

(3)2018年2月  三重大学(+医薬品モダリィ)

(4)2018年12月 東京大学アルゴリズム

の4つです。

最初は、ネオアンチゲンの同定になぜこれだけの複数契約を結ぶのか?とも思いました。

しかし、一連の契約の内容を調べていくと、「完全個別化」は「単体の薬を創り出す」のではなく、①「がん細胞の遺伝子変異をいかに正確に見つけ出すか」と②「がん細胞表面に提示されるペプチドをいかに同定するか」、そしてこの二つの同定(①と②)が合いまってデータがマッチングしたときに、「完全個別化」が初めて成功する、ということが判ってきました。「ネオアンチゲンの精度の高い同定」こそが、世界が求めているターゲットであると言えます。

それは、この宮野先生のインタビュー記事を読んでいただくと判ります。

東京大学医科学研究所の事例を読む(PDF,3.4MB)

 ゲノム解析の第一人者の宮野教授は、医学部出身ではなく数学科出身です。がん創薬は、もはや「薬を創ること」ではなく「AIを駆使したがんを根治する仕組みを創ること」になりつつあります。従って、創薬ベンチャーのビジネスモデルも当然変化してきます。

次世代シークエンスにより、ゲノム解析に要する時間とコストが急激に改善され、そしてその吐き出された膨大なデータ(このままでは役には立たない)を、今度はAIがサクサクと解析していく・・・

がん細胞のDNAに潜む変異した数個の遺伝子は、AIにより居場所を突き止められて、もうお手上げ。そしてこれにマッチングする薬(ワクチン)を創製(選び出して)して、「完全個別化」の完成です。

まだまだ先は長い道のりですが、長い道のりだからこそ継続的な牽引車となり得ると言えるのです。そのためには、途中経過をコンスタントに情報発信していく必要があります。そうなれば期待と思惑で株価は付いてきます。バイオベンチャーの場合は「期待と思惑」は悪ではなく「必要善」です。なぜなら、情報を理解して「よし!ここに投資しよう」という投資家を集めて株価を上げることで、研究開発費が捻出できるからです。

5月10日にHPのパオプライン表が更新され、完全個別化ネオアンチゲンワクチンの部分が、基礎研究から非臨床試験に進んでいますが、これについての説明はありません。

もう待ちのイライラは勘弁です!

「完全個別化ネオアンチゲン」に関する具体的な進捗情報の発信を強く求めます。

ブライトパスに対しても、これまで以上に必要な提言はどんどんやっていこうと思います。

 

 ⇒以下は、昨年6月にがん研で開催された宮野先生の講演で使用されたフリップ画面です。

https://search.yahoo.co.jp/wrs/FOR=_VFOTKpV3igxl1HDSaVEscfcvVPUPXMsNoWUdi0HcuCuXKoWKEtxaYP0u.4ORIi8ByTn4D2WRvoyi.Lj3XktwzsvwEkv6XQ_wGCsmhQ7i7PCmnchA0I2bhBO5hBuWN6UyFq8pmw2GcoChUAGnv1ZiXQz.PixASareh8kH1EDp55HgS6CYtb2WvAcY2IOQblGw.G9T5N_.hhBPuOl6zQkVV2Bq1jrhZy5EnrMEs7ig4NrMkwV7s4rC6pyaxMVfPjbnGrbdroYSZg2TTcJOGG3TKR05JOtlA--/_ylt=A7dPegmhINpcxgMAzXrjm_B7;_ylu=X3oDMTBtdHJ2NDZ0BHBvcwM2BHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGU-/SIG=133olkuur/EXP=1557899873/**https%3A//ganjoho.jp/data/professional/training_seminar/zengankyo/180608_am05.pdf

 

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