ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:本日のIRについて。

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記事→本日、「行使価額修正条項付き第 14 回新株予約権(第三者割当て)の発行
及びコミットメント条項付き第三者割当て契約に関するお知らせ」のIRがリリースされました。

半年以内にはあるなと予測はしていましたが、何とこの時期に!やってくるとは、、、

以下、簡単にまとめておきます。

ポイントは、

1、本発行による潜在株式数 :約1000万株

2、調達資金合計:約20億円(予定)

3、目的:

上場以降始めた新たな取り組みを、医薬開発品のライセンス・アウトのかたちへと結実させるためには、現在の開発パイプラインのステージをさらにもう1段引き上げる必要がある、また、がん治療の革新期にあって、グローバルで拡大する市場機会を捉えるためには先手を打ったさらなる研究開発が必要となるため、今後の企業価値の向上に資する研究開発資金又はパイプラインの継続的な創製・獲得のための資金の調達を行い、財務基盤を強固にする必要がある、とのことです。

4、コミットメント条項:

このコミットメント付き資金調達方法は、ブライトパスが本新株予約権の行使の数量及び時期をコントロールすることができます。すなわち、ブライトパスの資金需要に応じて、本新株予約権の行使を希望する場合には、一定の期間内に行使すべき本新株予約権の数を指定することができ、一方で、株価動向等を勘案してブライトパスが本新株予約権の行使を希望しない場合には、本新株予約権を行使することができない期間を指定することもできます(エクイティ・コミットメントライン)。

また、株価が上昇した局面で行使することも可能です。

今回は、行使期間は2年間とのことです。

つまり、向こう2年間でブライトパスの意思により行使実行が何回かに分けて行われることになると思います。

5、ここからは、私見ですが、
今回の第三者割り当てにより、総株数が4200万株から5200万株に増加するので、時価総額が変わらないと仮定すれば、計算上は1株の価値は約24%希薄することになります。ですから、一般的には株価は下がります。

ただ、今回の第三者割り当てを「将来の確かな成果につながる前向きな資金調達」とマーケットが評価すれば、株価は一旦は下がっても、その後上昇に転じる可能性もあります。

6、投資家としては、今後の行使時期と調達金額、そしてその調達した資金が何に使われたのかを注視・検証していく必要があります。

7、私が準備していた質問リストにも「現状のパイプラインを進めるための資金は十分か?」というのがありましたが、やはり、永井社長は多少の余裕資金を持つために、この時期に資金調達の受皿を用意しておきたかったのだと思います。

今回のIRには、抱き合わせの目新しいポジティブ情報が見当たりませんでした。

いよいよ実のあるビッグIRが不可欠になりました。是非とも、ビッグIRで株価を引き上げてから、カードを切って(実行して)ボーナス資金を享受して欲しいものです。

⭐️そして、今回のような第三者割り当てをリリースするなら、その前に日頃の情報発信(広報ブログなど)や丁寧な説明責任(よくある質問の答え)をしっかり果たさなければ、なかなか個人投資家は付いてきてくれないのではないかと思います。

 

本日のIR→https://pdf.irpocket.com/C4594/mHyw/fv5Z/xNHJ.pdf

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