ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:本日、ブライトパスから回答が届きました。

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記事→ブライトパスへ電話照会しようと準備していた質問と同じ内容で、ブラパスHPの「お問い合わせ」に昨日投稿していましたが、本日ブライトパスIR担当からその回答がメールで届きました。丁寧な回答でしかもquick リスポンス!

ブライトパスの用意しているオフィシャルな「お問い合わせ」に対する回答ですので、皆様と情報を共有すべく、以下の通りご報告します。

私からの質問とブライトパスからの回答は以下の通りです。

1、(質問)抗体医薬のPLが5つリストアップされたが、その内の二つ(BP1200、BP1210)については、他社臨床開発品を上回るデータが出ているとのことだが、既に先行企業が多い中、後発企業としての勝算はあるのか?また、その根拠は?

→(回答)「戦略的に今回ご紹介したデータは一部のものでございまして、これらの免疫調整因子に対する抗体の先行開発品のスペックを比較するときに必ず用いられる代表的な評価指標で見たときのデータを今回お見せしております。
弊社では違う切り口からの製品プロファイリングを可能にする評価指標のデータも取得済みで、それに差別化できる可能性を見出しております。」

2、(質問)抗体医薬のPLのうち、三つのPLが非開示となっているが、非開示にする理由は?これは具体的なライセンスアウト活動を行っていると理解して良いのか?

→(回答)「競合の起動を遅らせる目的でございます。ライセンス活動状況については言及は差し控えさせて頂きます。」

3、(質問)ここに来て、ネオアンチゲンワクチンを色分けして、BP1101(ネオアンチゲン)とBP1209(次世代ネオアンチゲン)とPL名を付けたのはなぜか?

→(回答)「がんワクチンは、言わば、本来体の中にある抗原を、体外でその模倣物を製造し、しかるべき免疫細胞(抗原提示細胞)に適正に届ける方法を付与して、体内に「戻す」ものでございますが、BP1209はBP1101に新しいデリバリー方法を付与したものです。そのため、開発コードを分けております。」

4、(質問)これらを含めてPLを推進するための資金は大丈夫か?

→(回答)「4月7日付でリリースをさせていただきましたとおりの内容で資金調達を実施し、研究開発をさらに推進させる予定です。研究開発が順調に進捗しており、個々のパイプラインを次のステージへ進めたいと考えております。」

5、(質問)GRN1201の米国での第二相治験が進行中だが、新型コロナの影響で治験に悪影響は出ていないか?特に肺がん患者が対象の治験であり、危惧している。

→(回答)「世界的な新型コロナ感染の拡大を見ると、これが試験の進捗に影響するのは避けられないと見ております。」

6、(質問)広報ブログや「よくある質問の答え」を早急に再開して欲しい。

→(回答)「株主様への発信がしばらく滞っており、申し訳ございません。広報ブログは中断しております。今回3.31にアップしたCorporate Presentationで当社の研究開発を進めているパイプラインを広めにご紹介しましたが、今後はこれを定期的にアップデートし、開発の中身とその進捗をより具体的に株主の皆様にご紹介することによって、弊社の活動を発信してまいりたいと考えております。プレゼンテーションだけではなかなか伝わりにくいところは、「よくある質問の答え」で発信していけたらと存じます。」

7、(質問)米国・欧州では、完全個別化がんワクチンやがん免疫の抗体医薬を開発する製薬企業やベンチャーが、新型コロナの医薬品開発を始めたとの情報が出ています。

ブライトパスも川崎研究所において、今までの技術をや知識を活かして、新型コロナの医薬品の開発に着手してはどうでしょうか?資金がなけれ、大手との共同研究という手段もあります。是非とも、ご検討お願いします。

→(回答)「ご提案、誠にありがとうございます。大変うれしく存じます。」

8、(質問)コロナ対策で、ブライトパスはどのような体制で臨んでいるのか?川崎研究所は通常通りに稼働しているのか?

→(回答)「社員の安全衛生環境の確保を第一に考え、研究開発を継続できる環境を整えたうえで、川崎創薬研究所は稼働させております。」

回答内容は以上の通りです。

回答は、濃淡はありますが、総じて具体的でポジティブな内容です。何よりquickリスポンスであったことで、この会社のやる気を読み取ることが出来ました。年度も替わり、IR担当者さんも、心機一転されたのでしょうか。

今後の行動で、個人投資家への情報提供を質量ともに高めて、会社と投資家の信頼関係をしっかりと構築して欲しいと考えます。

本日のブライトパスの株価も、午前の場を見る限り、私の取り越し苦労は空振りとなり、昨日のIRの影響は小さく、軟着陸しているようです。

 

 

 

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