記事→今回の動画のBP2301関連のデータを見て、改めて興味深い パイプラインであると再認識しました。以下は、昨年8月 20日のブログの抜粋です。
ご参考まで。
CAR-T関連(固形がん対象)の治験件数の一覧表を載せています。
また、その下にBP2301の共同研究のニュースリリースも貼っておきます。
→(昨年8月20日のブログ、前半略)
今回のBP2301はパイプラインとしても魅力的です。
CAR-Tは免疫チェックポイント剤と並んで、がん免疫療法の超注目優良株です。しかも固形がん対応の上市薬は未だ世に出ていません。
特許庁のまとめた資料によれば、下表のとおり、世界中を見渡しても、固形がんではP2がやっとひとつ出てきた程度で、まだまだ未知数の領域で競争相手もまだ多くはありません。うがった見方ですが、トップバッターは全てが未知の事案ばかりで苦労や失敗が絶えないもの。二番手三番手は先行者の経験を踏まえて修正していくことが可能です。
日本では、武田や小野薬品が開発を宣言していますがまだ未着手に近い状態。ブライトパスと信州大のBP2301は、CAR‐Tの第一人者中沢先生がパートナーですから、既に多くの貴重な蓄積データがあるはずで、これから取り組んでいけばスピード面でも劣後はしないと思います。
また、あえて希少難事案の骨肉腫を対象としていることも、ブライトパスの戦略性が見て取れます。「条件付き早期承認制度」の活用を視野に入れているように思います(これについては次号ブログ記で詳報)。
昨年8月19日ニュースリリース→https://pdf.irpocket.com/C4594/hUeO/Q2wN/SU0H.pdf