記事→明後日14日午後3時に「2021年3月期第1四半期決算」が発表されます。
昨年は8月9日にリリースされましたが、今年は1週遅れです(ただし、2017年は8月14日)。
第 1四半期決算短信は、特段のサプライズはないと思われます。
収支関連は、コンセンサス通りで、取り立てて大きな収益はなく、研究開発費も予測通りで赤字は継続でしょう(私見)。
ポイントは、パイプラインの進捗状況です。
・抗体医薬はどうか?
・iPS-NKTについての書き振りは?
・GRN-1201の進捗状況は?
・新型コロナへの取り組みについてはどう表現されるか?
・BP2301、BP1401の手応えは?
など。
これまでの四半期決算では、あまり新たな情報は出てきませんでしたので、今回もサプライズはないと思います。
ただ、センテンスの端々に、これまでとは異なるニュアンスがあれば、それは何らかのサインです。
それは、四半期決算報告は、東証ルールで定められたIRですので、投資判断に関わるような重大案件を故意に隠蔽したり、報告遅延することは認められていません。ですから、投資家は「これまでとは異なるニュアンス」を敏感にキャッチする必要があります。
これまでも、あとから「あの表現は、このことだったのか」ということは何度かありました。
また、昨年決算発表後の8月19日には、信州大との契約締結(BP2301)のニュース➡️https://pdf.irpocket.com/C4594/hUeO/Q2wN/SU0H.pdf
がリリースされており、今年も8月中のサプライズニュースを期待しています。
四半期決算についてのまとめは、リリース後にまたご報告します。