ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:第3四半期決算報告を読んで。書きぶりに変化あり(その①) 。

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記事➡️ハーフパイプ平野歩夢の金メダルを見届けて、昨日リリースされました「第3四半期決算報告書」に目を通しました。
いくつか気付いたことをありますので、ご報告します。

先日、GRN-1201の特許公開のお話をしましたが、そのGRN-1201に関する書きぶりが、前回(第2四半期報告)と比べると、かなり前向きに書かれています。

まず、前回(第2四半期)の報告書ですが➡️
「・・・一定の累積症例数に至ったとこ
ろで、中間評価を行い、目標とする奏効率をクリアしていれば、さらに症例数を積み重ねていきます。米国における新型コロナウイルス感染状況を受けて、臨床試験は停止や中止をすることなく継続できていますが、症例登録には時間がかかっています。」
というものでした。

次に今回の報告書では➡️
「・・・間もなく、中間評価を行うことを計画しており、目標とする奏効率をクリアしていれば、さらに症例数を積み重ねていきます。免疫チェックポイント抗体と併用したときの安全性と一定の有効性が示唆されるこの段階で、後期臨床開発以降を手掛けることができる製薬企業に導出する計画です。」
と書かれています。

前回(前々回も)は「・・・症例登録には時間がかかっています」というネガティブな表現で結ばれていますが、今回の報告書では「・・・製薬企業に導出する計画です」とまで言及されています。

ただ、これまでも、ITK-1の第Ⅳ相の「有意差なし」の時のように、最後に梯子を外されたことがありますので、なんとも言えません。
ただ、ITK-1はダブルブラインド(被験者も投与している医療スタッフもどちらが真薬でどちらが偽薬かを知らない治験)でしたので、最後にふたを開けるまで結果は未知数でしたが、
今回のGRN-1201のキイトルーダとの併用治験は、オープンラベル(投与している医療スタッフや被験者がどのような薬を投与しているかを知っている治験)ですので、ブライトパスも途中経過を把握しているはずです。
この違いを踏まえると、途中経過を踏まえた上での今回の報告書の書きぶりの変化は、注目に値すると思います。

ブライトパスにも、髙難度の技をしっかり決めて着地し、金メダル獲得することを期待します。

2月10日にリリースされた第3四半期決算報告書➡️https://pdf.irpocket.com/C4594/OMfg/PBvH/fcHw.pdf

平野歩夢、金メダル3回目の滑り動画➡️https://mobile.twitter.com/nhk_sports/status/1491976378262212635

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