18日8:00に追記。
記事→本日10月17日付でPRニュース「HER2 CAR-T細胞及びCAR-iPSNKT細胞の 非臨床試験データをSITC 2023で発表予定 」がリリースされました。
8月10日の四半期決算報告から沈黙が続いていましたが、やっとブライトパス発信のニュースが出てきました。
沈黙のあとの、いきなりの「第三者割当やります」のネガティブIRが出るのではと危惧していましたが、まずはそうではなくポジティブなニュースが発信され、ひと安心です。
リリースされたPRニュースによると、
ブライトパスバイオが信州大学と共同で研究開発を進めている自家HER2 CAR-T細胞療法(BP2301)と、iPS細胞由来NKT細胞を用いた新規他家CAR-T細胞プラットフォームのプロトタイプとなるHER2 CAR遺伝子導入iPS-NKT 細胞(HER2 CAR-iPSNKT)に関する試験データを、米国癌免疫療法学会(SITC, Society for
Immunotherapy of Cancer)年次会議において発表するとのこと。
また、米国癌免疫療法学会の公開開始時刻は、日本時間11月4日(土)午前1時とのこと。
SITC2023(第38回がん免疫療法学会年次総会) は、2023年11月1日(8:00)から5日(17:00)まで米国カリフォルニア州サンディエゴで開催されます。
がん免疫療法の世界最大級のイベントで、ここから毎回最先端のサプライズニュースが発信されています。
ここからは私の推測ですが、この2つの発表はポスターセッションによる発表と思われます。
SITC2023では、各々の発表には丸1日(9:00~19:00)各ブースがあてがわれ、そのスペースに研究成果を示すポスターが掲示されます。各ブースには発表者(説明者)がおり、1日に何回かカンファレンスが行われます。また、随時ポスターの解説を行います。
日本とカリフォルニアでは時差が16時間ありますので、日本の4日午前1時はカリフォルニアの3日朝9時になります。
つまり、現地の3日9:00~19:00までブライトパスバイオのポスターセッションが2つ開催されるということです。
ポスターセッションといえ、この発表エントリーには膨大な労力と時間が費やされたはずであり、しかも2テーマを同時にエントリーしたことは、ブライトパスの頑張りと意気込みに敬意を表します。
以下の表の通り、今年度中にはiPS-NKTについて何らかの発表が得る予定。
どちらのパイプラインもブライトパスの目玉商品ですので、大きな注目が集まることを期待しています。
発表内容に期待が高まります。
ところで、発表者は誰なのでしょうか?
リリースされたPRニュース→https://www.brightpathbio.com/news/img/BrightPath_SITC2023_.pdf
ポスターセッションの様子
ブライトパスのパイプラインの計画は?