ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスバイオ、「抗 CD73 抗体 BP1200 が ESMO 2021 で Best Poster Award を受賞」とニュースリリースしました。

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記事➡️ESMO(欧州臨床腫瘍学会年次会議)でのブライトパスバイオの「CD73 抗体 BP1200」の発表が 、優れた研究発表に贈られるベストポスター賞(Best Poster Award)を受賞したと、ニュースリリースがありました(9月24日)。

ESMO 2021は、ASCOと並ぶ、がん研究に関する最も規模の大きい学会で、本年度も世界から 1,800 近くの研究発表が行われました。

今回の受賞は、「BP1200 が有望な治療用抗体候補となること」を裏付ける証しとなりました。
ご同慶の至りです。

ESMO 2021は、9 月16日から21日にかけて開催され、世界中のメガフーマーも注目する学会総会です。その舞台で、BP1200が一定の評価と注目を集めたことは、客観的に確かな事実です。

T細胞ががん細胞を殺傷するがん免疫の成立を妨げる様々な要因のトリガーとなる免疫調整因子の代表的なものがPD-1/PD-L1です。
ニボルマブ(オプジーボ)やペンブロリズマブ(キイトルーダ)などの抗PD-1抗体は、がん治療の革新をもたらしましたが、それでも奏効率は10-40%です。
残りの抗PD-1抗体で効果が得られない60-90%の患者の「がん免疫」を、PD-1以外の抑制系免疫調整因子の一つであるCD73を阻害することによって成立させようとするのがBP1200です。

ですから、CD73抗体に注目するメガフーマーに対して、BP1200は、この受賞により広くアピールすることは出来たと思われます。
もし、これが切っ掛けとなりライセンスアウトの打診が舞い込めば、中村さん(川崎研究所長)の苦労も報われます。

9月24日リリースのPRニュース➡️https://pdf.irpocket.com/C4594/xl10/sgr2/Hdbv.pdf

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