ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

スポンサーリンク

記事:昨日(11月12日金曜)午後9時に新たなPRニュースがリリースされました。

スポンサーリンク

記事➡️金曜日の夜の9時にニュースリリースとは?と思いましたが、そう言えば数日前に、この日この時間にニュースリリースすると予告のお知らせがあったのを思い出しました。
ニュースの内容は、
「免疫チェックポイント分子 TIM-3 に対する新規がん免疫治療用抗体(BP1210)の非臨床試験データを SITC 2021 で発表します。」
というものです。

ブライトパスが研究開発を進めている抗 TIM-3 抗体 BP1210 について、米国癌免疫療法学会(SITC, Society for Immunotherapy of Cancer)年次会議において発表するというものですが、学会の開始時間が、日本時間 11 月 12 日(金)午後 9 時ですので、この時刻に合わせて発表資料をホームページに掲載したわけで、それで午後9時のリリースとなったわけです。
学会情報はこれまでにも、多々リリースされていますが、ほとんどが「共同研究」や「後押し」であり、ブライトパスが主となって情報リリースする(出来る)ことはなかったので、いつもリリースは後々でした。
今回は、ブライトパスの単独研究による抗体薬BP1210についての情報ですので、大手を振ってリリース出来たわけです。
それと、「投資家への情報提供の公平性の確保」です。
重要情報は、マーケット(投資家)に対して公平にオープンにされなければなりません。
ですから、午後9時のリリースとなったわけです。
もしもこの情報がお宝情報で、SITCの情報が一般投資家に届かないまま来週月曜日に株価が高騰したら、それは「そんな情報は日本の個人投資家は知り得なかった」と文句が出ます。

発表の主な公表内容は次のとおりです。
・ 二重特異性抗体技術を駆使し、免疫チェックポイント分子 TIM-3 を抑制する当社独自のバイパラトピック抗体 BP1210 を創製した。
・ BP1210 は TIM-3 とリガンドの結合を網羅的に阻害し、これまでの抗体では得られなかった高い有
効性を発揮する。
・ BP1210 は抗腫瘍免疫で中心的な役割を果たす T 細胞の疲弊を抑え、抗腫瘍免疫活性を亢進する。
・ 従来の TIM-3 抗体に勝るBP1210 の非臨床データから、新しいがんの治療スキームの可能性が広がった。

ブライトパスのマーケットへのアピール度が低下している今、このニュースリリースは大きなインパクトにはならないかも知れませんが、客観的に見てこれは評価されるべき内容です。
もしも、これがライセンスアウトへの導火線となっているなら、それはブライトパスの反転攻撃のサインです。

iPS-NKTやBP2301を私は有望視していますが、中村さん(川崎所長)の頑張りで抗体薬も花開く時が近づいているように私には思われます。
ライセンス料の額はともかく、まずは結果を出してマーケットの注目を集めることです。

金曜日午後9時のリリース➡️
https://pdf.irpocket.com/C4594/gK0G/SoEi/p9kd.pdf

スポンサーリンク