ブライトパス・ストーリー

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記事:国立がん研究センターの「免疫療法 もっと詳しく知りたい方へ」のご紹介。

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➡「免疫療法 もっと詳しく知りたい方へ」国立がん研究センターHPより

https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu02.html

国立がん研究センターのHPに、一般者向けに、免疫療法について体系だってかなり専門的な話を、解りやすく説明してくれている資料がありますのでご紹介します。

2017年3月31日に初めてHPに掲載されましたが、先週7月31日に最新の情報に改訂されています。
私も、この資料の図表を昨年の4月に見て、頭の中のばらばらの知識がつながりました。

免疫療法の概説から始まり、「免疫療法(広義)」と「免疫療法(効果あり)」、ブレーキ型とアクセル型の違いなどについて説明しています。さらに、「免疫療法(効果あり)」を、承認されている薬品を診療ガイドラインに奨励記載されているかどうかで分類して、別表(免疫チェックポイント疎外剤・サイトカイン療法・その他)にまとめながら解説を加えています。
また、未だ承認されていない療法、承認されている療法、承認されているが診療ガイドラインに奨励記載があるもの・ないもの、に分かり易く分類されており、全体像がよく理解できます。
後段は患者さん向けの情報が整理されています。

以下、私が特に注目した箇所を抜粋します。
1、「免疫療法(効果あり)は、治療を開始してから数カ月後にがんが小さくなる場合(遅延効果)や、一部の患者さんでは免疫療法(効果あり)を終了してからも治療効果が長く続く場合があることがわかってきました。そこで、化学療法とは別の効果判定の考え方が必要とされ、免疫療法(効果あり)の特性にあった効果判定の基準が検討されています。」
➡私のコメント:免疫療法は、従来の治験デザインや評価基準では、有意差を出すのが難しいとの指摘もありますので、がん研のこのコメントには注目したいです。ITK-1の「有意差なし」の結果が一石を投じて、治験の判定方法が見直されることを期待します。

2、「例えば、がんペプチドワクチンでは治験(PhaseⅢ)を行ったところ標準治療に比べて明らかな有効性を示すことができなかったとの報告があります。」
➡私のコメント:これは、紛れもなくITK-1(前立腺がん)のことですね。がん研も注目してくれていたのでしょうか。

ブライトパスからの便りのない土曜日の午後、基礎知識を整理しておくのも良いかもしれません。

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