記事➡本日3つ目の記事です。
決算説明会資料のGRN-1201(キートルーダとの併用治験)について、ブライトパスに質問メールを出していました。
以下は、その質問とブライトパスからの回答。
■質問(1)
①コホート1: 1stライン PD-L1陽性 (TPS* ≥ 50%)
②コホート2: 2ndライン PD-L1陽性 (TPS* ≥ 1%)
の2つのコホートでしたが、今回は①だけになっていますが。
回答➡当初1st lineと2nd line双方でキートルーダを使用した患者様を対象とする予定でしたが、キートルーダが1st lineで承認され、2nd lineから患者をリクルートすることが考えにくくなったため、このような記載となっております。
■質問(2)
また、主要評価項目が「Objective Response Rate」と明記されましたが(前回は記入なし)。
回答→前回は記載しておりませんでしたが、変更したわけではございません。
■質問(3)
症例数の変更も90→64に変更されていますが。
回答→①に記載いたしました理由から、2nd lineでの試験をしなくなった結果、その分対象数を調整いたしました。
回答は以上。
結果として、より有望視されている1st lineに絞り込むことができ、さらに症例数も減らしてコストの圧縮にもつながりましたので、ブライトパスにとっては良い展開になりました。
世界中にライバルの多い、キートルーダとの併用治験。ポイントは「スピード」と「切れ味」です。