記事➡昨年のクリスマスイブから10日間余りですがサンフランシスコを拠点にあちこち出向いてきました。
時間があったので、ブライトパスの中村CSOが在籍していた世界第二位のバイオベンチャー「ジェネンテック」本社に立ち寄ってきました。
サンフランシスコ近郊と聞いていたので、シリコンバレーかと思っていましたが、サンフランシスコ空港に程近い(車で10分ほど)広大な敷地に本社(&研究所)は構えられていました。
内部での写真は差し控えましたが、帰りに車を停めた駐車場の立看板に微笑みました。
「ここはジェネンテック専用の駐車場ですが、夕方5時から日没までは停めても良いですよ」と書いてあります。訊けば、この駐車場は、大平洋に沈む夕陽の景色が素晴らしいベストスポットなので、車を駐車してもOKにしている、とのこと。
そういう遊びごころは、道路標識にも表れていて「DNA通り」という標識も発見しまた。
ロシュの傘下に入りましたが、その独自性と遊びごごろは健在であり、この辺りが世界トップクラスのバイオベンチャーの地位を磐石にしている理由のように思いました。同じくロシュ傘下の中外製薬の好調も同じロシュ戦略の賜物でしょうか。
新年、中村CSOからのお年玉「新たなパイプライン(抗体医薬?)」の発表に期待します。これは自社作製ですから、誰にも遠慮や事前調整することなく発表出来るはずです。