記事→日曜版でしたので、読み落としていましたが、がん免疫治療に関するくだりがありましたので、ご紹介しておきます。
内容は、大日本住友製薬が、パーキンソン病の治験を来年から始める、というものです。
この記事の後半に、
「iPS細胞を活用した治療法で海外勢は幹細胞を使った医薬品開発や免疫サイズを使ったがん治療薬の細胞医薬品分野で実用化を目指している。・・・一方、日本の医療行政では、欧米に比べ新しい技術や手法を使った医薬品開発において、有効性よりも安全性や副作用などのリスク要因を重視される傾向がある。このためiPS医薬品の実用化でも遅れており、今回のパーキンソン病分野をテコに巻き返しを図る」とあります。
安全性重視は大前提ですが、昨今の新型コロナワクチンへの対応も、石橋を叩いても渡らない安全性至上主義が垣間見えます。
「日本行政の巻き返し」とは?
日本行政の舵取りは、そのまま日本バイオベンチャーの行く末に影響してきますので、投資家はその動向を注視しなければなりません。
ブライトパスのiPS-NKTの早期承認制度の活用も、行政のさじ加減が関係してくるはずです。
新聞記事→
同記事、日経電子版→大日本住友がiPSで治験 パーキンソン病、米で22年度: 日本経済新聞