ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:本日、PR情報が更新され、BP2301に関する論文掲載情報が掲載されました。

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記事➡️本日、ブライトパスのPR情報が更新され、「ブライトパスのパイプラインの一つであるBP2301(HER2 CAR-T細胞療法)について、国立大学法人信州大学の中沢洋三教授及び京都府立医科大学の柳生茂希助教らとの共著であるCAR-T細胞の製造方法に関する研究成果がMolecular Therapy Methods & Clinical Developmentに掲載されました。」との情報提供がありました。
本日のPR情報➡️
ニュース|IR情報|ブライトパス・バイオ株式会社

掲載された情報は、英文ですので、以下和訳しました。


(テーマ)
自己抗原提示細胞は、優勢な記憶表現型を持つpiggyBacトランスポゾンキメラ抗原受容体T細胞を効率的に増殖させます。

(概要)
記憶および消耗マーカーの発現を含むキメラ抗原受容体(CAR)-T細胞産物の品質は、それらの長期的な機能に影響を与えることが示されています。 CAR-T細胞の製造プロセスは、増殖中の早期のT細胞の枯渇を防ぐために最適化する必要があります。モノクローナル抗体によるT細胞の活性化は、T細胞の増殖にとって重要なステップであり、T細胞の過剰な刺激や消耗を引き起こすことがあります。 piggyBacトランスポゾン(PB​​)ベースの遺伝子導入がT細胞の従来の事前活性化を回避できることを考えると、PBを介したHER2特異的CAR-T細胞(PB-HER2-CAR-T細胞)の製造方法を確立しました。初期のT細胞枯渇のない記憶表現型。短縮型HER2、CD80、および4-1BBLタンパク質の両方を発現する自己末梢血単核細胞由来フィーダー細胞でCAR形質導入T細胞を刺激することにより、メモリーが豊富なPD-1陰性PB-HER2-CAR-Tを効果的に増殖させることができました。細胞。 PB-HER2-CAR-T細胞は、in vitroで持続的な抗腫瘍効果を示し、invivoでHER2陽性腫瘍を減量しました。 PB-HER2-CAR-T細胞で治療されたマウスは、PB-HER2-CAR-T細胞のin vivo増殖により、2回目の腫瘍の確立を拒絶しました。 PBシステムと遺伝子組み換えドナー由来フィーダー細胞を使用したシンプルで効果的な製造プロセスは、PB-CAR-T細胞療法を使用するための有望な戦略です。」以上、和訳。

本日アップされた論文は、先日このブログでもご紹介しました特許情報の詳細を説明するもので、2月4日、信州大学・京都府立医大・ブライトパスが共同申請者となって出願していた「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」が、公開(PCT)されています。
➡️記事:昨日、信州大学・京都府立医大・ブライトパスが共同申請者となって出願していた「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」が公開されました。 - ブライトパス・ストーリー

特許によりガードし、論文により知らしめる。新薬承認への階段は一歩一歩です。

なお、この特許について、私からブライトパスへの質問メールを送りましたが、その回答は以下の通りでした。
➡️記事:ブライトパスから回答メールが届きました。 - ブライトパス・ストーリー

目の覚めるようなIRが待たれます。

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