ブライトパス・ストーリー

バイオベンチャー、とりわけブライトパス・バイオ(4594)についての情報を発信するブログです。細かな情報をより深く過不足なく丁寧に発信していきますので、よろしくお願いします。

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記事:ブライトパスからの回答が届きました。

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記事➡️コロナ禍で、ブライトパスへの質問はメールのみとなっています。
先週メールで投げ掛けていた質問について回答メールが届きましたので、以下ご報告します。
質問は3つです。

1、[私からの質問]
抗体医薬については、これまでの永井社長のご説明ですと、「早期ライセンスアウトを目指して、交渉中」とのことでしたが、その状況は今も変わりはないのでしょうか?

[ブライトパスからの回答]
抗体医薬品に関する具体的な進捗に関しては、回答を差し控えさせていただきますが、状況に変わりはありません。

[私のコメント]
当面のポジティブな動きは、抗体医薬のライセンスアウトですので、この質問を投げ掛けてみました。
当然、具体的な進捗状況は教えてもらえないと思っていましたが、「状況に変わりありません」とのことです。この1行のセンテンスは重要です。もし現時点で、ライセンス交渉が頓挫していれば、このコメントはありません。

2、[私からの質問]
昨年、新型コロナ対応の薬剤開発を目指して、国立がん研との共同研究開始のニュースリリースがありましたが、その後この研究は継続されているのでしょうか?

[ブライトパスからの回答]
継続しております。

[私のコメント]
本件については大きな期待はしていませんが、がん研の中面先生もこのままで何のアクション(リリース)もしないことはないと思います。
また、ブライトパスもがん免疫薬をメインに据えるのは良いのですが、少し周辺領域を開拓することも視野に入れてはどうかと思います。この意味でもこの研究開発は意義があります。

3、[私からの質問]
売り上げがない今の状況で、上場廃止基準には該当してこないのでしょうか?

 [ブライトパスからの回答]  
東京証券取引所のマザーズ上場廃止基準は、昨年2月に改定されましたが、最近1年間の売上高が1億円未満となった場合であっても、「高い成長可能性を有する場合」においては、この売上基準は適用されません。
「高い成長可能性を有する場合」とは、直前事業年度の末日の属する月の時価総額が40億円以上である場合(略)をいう。」となっていますので、現時点で当社に懸念事項はございません。

[私のコメント]
昨年2月の改訂は理解していましたが、この質問を通してブライトパスの考えが垣間見えるのではないかと思い、投げ掛けてみましたが、40億円ルールに関する回答だけでした。
売上げのない現状をどのように打破していくのかまで言及して欲しかったのですが。
ともあれ、今の低迷している状況でも時価総額は100億円前後で、確かに心配はいらないのは事実です。
むしろ、被買収リスクがあるのでは?
私がFUJIFILMの財務担当役員であれば、50億円で買収を検討します(笑)。

今のブライトパスは、エネルギーが蓄積されているロケットなのか、もしくはもう出涸らしの体たらくなのか、今年中にはその答えの方向性が見えてくると思います。
もちろん、前者であることを希望します。

参考記事➡️記事:マザーズの上場廃止基準の見直し案。 - ブライトパス・ストーリー

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