記事→5月10日、決算短信がリリースされたした。
注目は純資産です。
24年の3月末の純資産残高は、978百万円です。
これまでの年間費消額(主に研究開発費)は約10億円ですので、いよいよ資金が枯渇してきました。
iPS-NKTの第Ⅰ相治験は主要評価項目を達成し、順調に進んでいるようです。
結果発表のやり方には、やや不満も残りますが、順調に進んでいるのは確かなようです。
このiPS-NKTの治験を進めて行くためにも、資金面での手当は不可欠です。
ライセンスアウトまではまだ時間がかかるとすれば、スポンサーや共同研究者を探して資金面での支援を得ることが必要です。
株価は60円前後で推移しています。これを下がり過ぎと見る向きもありますが、現在の時価総額は約40億円です。純資産は約10億円ですから、「現時点でのブライトパスの値打ちは純資産の4倍」という評価です(いわゆるPBR指標です)。まあ、順当なところではないでしょうか。
大昔になりますが、確か「そうせい」が100円以下まで下がったことがありました。銀座の寿司屋の大将が、客の話を信じて、その当時のそうせい株を買って大儲けしたという都市伝説?が流れたように記憶しています。
余談はさておき、資金面の手当をどうするのか?
ブライトパスの動向を注視します。
リリースされた決算短信→
https://azcms.ir-service.net/DATA/4594/ir/140120240422574121.pdf