記事→本日、ブライトパスからIR情報がリリースされました。
「ブライトパスと、iPS細胞治療製造の先進企業であるCellistic社(ベルギー)は、ブライトパスのiPSNKT細胞を用いた新規の他家CAR-T細胞治療プラットフォームを臨床試験に向けて推進するためのプロセス開発・製造契約を締結した」とのこと。
「契約には、iPS細胞由来BCMA標的CAR-NKT細胞の第Ⅰ相臨床試験に向けたGMP準拠の臨床規模での製造を可能にすることが含まれており、ブライトパス社はこの新興分野における先駆者としての地位を確立することになる」と伝えています。
ライセンスアウトではありませんが、最有望のパイプラインであるBP2202(BCMA CAR-iPSNKT)の第Ⅰ相へ向けて、強力なパートナーを得て万全の体制が構築されつつあるということです。
ブライトパスの永井社長は、
「Cellistic社は、独自の三次元細胞培養プラットフォームと、様々な種類のiPS細胞の分化や大量製造に豊富な経験を有し・・・。私たちは、3Dバイオリアクターを用いたiPS細胞の培養において最も豊富な経験を持つCellistic社と提携できることを嬉しく思います。Cellistic社との提携により、最先端の開発・製造能力を活用し、BCMA CAR-NKT製品の開発を加速させることができます。」とコメントしています。
また、Cellistic社CEO Gustavo Mahlerも
「ブライトパス社の画期的なiPS細胞由来細胞治療の開発において提携できることを嬉しく思います。私たちのEcho製造プラットフォームは、細胞療法製造のユニークな課題に対応するように設計されており、スケーラビリティ、品質、規制遵守を保証します。私たちは共に、BCMA CAR-NKT細胞の治療の可
能性を前進させ、ブライトパスが、この革新的な治療法を必要としている患者さんに提供できるよう支援することができます。」とコメントしています。
今後のスピード感ある展開に期待します。
本日リリースされたIR情報→
https://www.brightpathbio.com/news/img/BrightPath-Cellistic Press release20241213.pdf